※本イベントは終了いたしました。全体像を伝えるアーカイブとして公開しています。レポートはこちらをご覧ください。
サステナブルシティサミットとは
2015年9月の国連サミットで合意された「持続可能な開発目標(SDGs)」以降、日本でも2019年の「SDGs日本モデル」宣言、2021年の「地域脱炭素ロードマップ」公表と「脱炭素先行地域」の選定など、SDGsの推進、脱炭素社会の実現をローカライズさせる動きが進んでいます。
このようなアクションを進めていく上で、企業を始めとした民間プレイヤーの役割はますます大きくなっていますし、その推進に当たっては、やはり都市のプレイヤーである自治体や生活者との連携が必然的に求められます。まちの全体像を描くプレイヤーと持続可能な日常を実装するプレイヤーが繋がり、ともに考える場を作ることで、持続可能な都市の実装を包括的に捉える場が必要です。
そのような背景から、シティラボ東京では、「サステナブルビジネス」「まちづくり」の両側面から、持続可能な都市の形成に向けて今後重要と思われる課題を掲げ、そのポテンシャルや解決策について議論するセッションを同時多発的に繰り広げながら、次代の方向性を探っていく「サステナブルシティ・サミット」を開催してきました。2021年に第1回を開催し、今年で3回目になります。
▼過去の様子
Theme
今年のテーマは「創造社会」
昨年度のサステナブルシティ・サミットⅡでは「サステナブルビジネスとともにまちをつくる」をテーマに挙げ、ディスカッションを行う中で「創造社会」というキーワードが挙げられました。これは「一人ひとりが本来もっている創造性を十全に発揮する社会」を意味しています。
2020年の初回サミットから今日までの間、世界では、COVID19の流行、資源や資材の高騰、戦争の勃発など、ますます予見が難しくなっていく社会状況があります。その様な中、これからの都市が持続可能になるためには、一人ひとりが創造性を発揮して社会課題の解決に取り組む必要性が一層高まっています。さらに、生活やビジネスの舞台である都市では、個人の創造性はもちろん、それらのネットワークが連携した社会的な創造性も求められるでしょう。
今回の「サステナブルシティ・サミットⅢ」では、ビジネスやまちづくりが創造社会型に変容していくことが、サステナブルシティの実現に向けた重要なアプローチになるのではないかという視点からディスカッションを繰り広げます。開催に当たっては、CLTパートナーの各専門家と共に実行委員会形式で企画を立案してきました。さらに当日のセッションでは「創造社会論」を提唱されている慶應義塾大学井庭崇教授の基調講演をはじめ、多様な分野で具体的な活動を推進している登壇者をお迎えします。CLTの活動成果、新しい知見とネットワーク、さらに参加者の皆さまの経験が、相互に交流・触発し合うことで、新たなネットワークが生まれ、自らの事業が変化する、ひいては社会的なシステムチェンジとなる、その様なきっかけをつくっていきたいと考えています。
Program
実行委員会
中島 直人
東京大学
准教授
羽鳥 徳郎
株式会社TBM
サステナビリティ部
部長
堀江 佑典
昭和株式会社
開発事業部営業
開発室 室長
中川 あゆみ
株式会社フジタ
営業本部
営業第三部
官民連携(PPP・PFI)推進チーム
赤石 知史
東京建物株式会社
まちづくり推進部
平井 一歩
シティラボ東京
ディレクター
右田 萌
シティラボ東京
マネジャー
矢野 拓洋
シティラボ東京
コミュニケーター
西 昭太朗
シティラボ東京
コミュニケーター
山川 才綾
シティラボ東京
コミュニケーター
今井 里紗
シティラボ東京
コミュニケーター
開催概要
開催日:2023年3月4日(土)
時間:13:00〜19:00
形態: オンライン/ハイブリット(現地参加者は終了後交流会も予定)
会場:シティラボ東京現地とオンラインによるハイブリッド開催
参加費:無料
主催:シティラボ東京、サステナブルシティ・サミット実行委員会
協力:株式会社伊東商会、特定非営利活動法人日本都市計画家協会、City Lab Ventures